1. JavaScriptって何?

JavaScriptとは、プログラミング言語のひとつでインタプリタ型のスクリプト言語に分類される。 主にWebブラウザ上で動作し、Webページとの対話型処理に使用される。 そのため、クライアントサイド・プログラミング言語とも呼ばれる。 プログラミング言語としては、以下のような特徴を持っている。

  • プロトタイプベースのオブジェクト指向型
  • C言語に似た手続き型言語のようなスタイルで記述
  • 関数型言語とも多くの類似点がある
  • 自動実行の用途におけるマクロ言語としても採用
  • Java言語と名前や文法が似ているが、互換性は全くない

JavaScriptはネットスケープ・コミュニケーションズ社によって開発され、当初は「LiveScript」と呼ばれていた。 その後、Sun Microsystems社の開発したプログラミング言語「Java」が大きな注目を浴び、 これに便乗したネットスケープ社が「JavaScript」という名前に変更されたといわれている。 1997年、ECMA(ヨーロッパ電子計算機工業会)によって JavaScript の中核的な仕様が、 ECMAScriptとして標準化(ECMA 262, ISO/IEC 16262, JIS X 3060)された。

と、まあ、何か難しいことがいろいろ並んでいるが、要するにWebページに組込んで使用するプログラミング言語のひとつが、 JavaScriptだ。そして、その規格化された別名がECMAScriptだ。

実際に何ができるか、その一例を見てみよう。下のボタンをクリックして見てください。警告ダイアログが表示されます。



さあ、次回からJavaScriptの内容について勉強して行こう。

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